翻訳サービスに関する
よくある質問 (FAQ)

Aliseo Japanの翻訳サービスに関するFAQ

伊日、日伊、英伊翻訳サービスに関する
質問とその回答

「aliseo」とはどのような意味ですか?

「aliseo:アリゼオ」とはイタリア語で「貿易風」の意味です。北半球では北東、南半球では南東に吹く風です。帆船航海時代の商船にとって、この風にのることは大変重要なことでした。この風の応援を受けることで、太平洋をより速く、安全に渡ることができ、それによって貿易の効率を上げることができたからです。Aliseo Japanも現代の商船に吹く「貿易風」でありたいとの願いからこの社名を選びました。

Aliseo Japanの翻訳者は誰ですか?

Aliseo Japanはどこにありますか?

神奈川県湯河原町に拠点を置いています。

どのような言語組合せが可能ですか?

  • イタリア語 → 日本語
  • 日本語 → イタリア語
  • 英語 → イタリア語
  • イタリア語 → 英語
(*) イタリア人による英訳につき、ネイティブではありませんので、外部のネイティブチェックを推奨します。

翻訳が専業ですか、それとも兼業ですか?

二人とも専業で翻訳に携わっております。

言語能力はどのように習得しましたか?

二人ともプロの翻訳者になる前は、グローバル企業に勤め、日々、イタリア語、日本語、英語と接し、それらをコミュニケーションツールとしてきました。また企業内での様々な文書の翻訳や、諸外国への出張、ビジネス会議など、実務的な言語能力を現場で習得してきました。つまり、社会に出る前の教育機関における言語学習にて習得した基礎的能力を、実践で磨いてきました(要望に応じ経歴書をご提示させていただいております)。1997年からは専業にて翻訳に携わっております。

フリーランス翻訳者とはどういう意味ですか?

外注で作業を振り分ける法人形態の翻訳会社ではなく、また特定の翻訳会社に所属せず、独立した個人事業主として翻訳を生業にしているという意味です。職業分類でいえば自由業です。

他の自由業(文筆業、弁護士、芸術家等)同様、フリーで成功するには、その専門的能力のみならず、マーケティングやオーガナイズ能力、クライアントとの交渉能力や責任感もとても重要な要素となります。

各言語の社内翻訳者を抱えている翻訳会社も多いですが、主要言語の組合せがほとんどで、イタリア語などの希少言語となると、外部のフリーランス翻訳者に外注し、各種校正作業(これもフリーランサーに外注されることが多いですが)やDTP(デスクトップパブリッシング、日本語で卓上出版)作業を付加して、クライアントに再販するのが一般的です。

自動翻訳ソフトを使用しますか?

体系的ではなく、辞書の追加資料としてのみ利用しています。Google翻訳のように自動翻訳ソフト(機械翻訳)の開発が進み、翻訳レベルもかなり向上してきましたが、外国語で書かれたサイトなどのおおよその内容把握などには有用であっても、その精度や信頼性はまだまだ低いのが現状です。またイタリア語とスペイン語といったように、語源が近い言語間ではその精度が増しますが、日本語とイタリア語のように言語的相違が大きい場合は、自動翻訳ソフトを利用することには限界があるからです。近年、翻訳業界でも、自動翻訳ソフトにかけて一次翻訳してからそれを手直しして納品するという手法で、作業時間を削減し、低コストでサービスを提供しているところもありますが、特に日本語とイタリア語の組合せなどでは、品質の高い翻訳を提供するには、まだまだ人の手による地道な翻訳が欠かせません。

自動翻訳の手直しには対応していますか?

基本的にはお断りしていますが、翻訳同等料金で大幅な編集が可能という条件であれば、お引き受けします。その理由は単純です:自動翻訳の手直し(MTPE:機械翻訳後編集、またはポストエディットと同義)とは、原文と訳文とを文字通り一言ずつチェックし、コンピューターが作り出した不自然な直訳調の文章に手を入れて、正しくかつ自然な訳文に修正していくという作業であり、自分で一から翻訳した方が短時間で済むことが多いからです。もちろん、このような手直し、編集作業は、クライアントが翻訳品質を重視する場合にのみ適用されるものです。一方で良くご依頼にあるのが、それほど時間をかけず、直訳調でも構わないのでエラーのみを修正してくれれば良い、というものです。これらのご依頼は、当方の主義に反しますのでお断りしています。

もちろん昨今では自動翻訳の品質も著しく向上していることは事実です。特に、言語的に類似点の多い2言語間の場合で、ネイティブが書いた正しく構文的に単純な原文からの訳文は、ほとんど手直しなしでそのまま使用できる場合もあるほどです。しかしながら、日本語とイタリア語のように、構文的にも違いの大きい2言語間では話は別です

今日、自動翻訳がこれほどまでに普及してきた背景には、コンピューターが翻訳者を凌駕するほどに賢くなったからではなく(あらゆる言語、あらゆる種類の文章で、人間による翻訳を超える日はまだまだ当分先でしょう)、翻訳会社がその経済性を考慮し、無料の自動翻訳に、安価なチェックを組み合わせたパッケージサービスを積極的に販促しているからに他なりません。

予算があまりないので、Google翻訳などで自動翻訳したものを送ったら手直ししてくれますか?

特にイタリア語と日本語の組合せのように言語的に大きく異なる組合せでは、自動翻訳されたものを手直しするのは、時にゼロから翻訳するより時間や手間がかかる場合があります。よって、直接原文から訳出した方が品質的にも、料金的にもお勧めです。

技術・専門翻訳にも対応していますか?

はい、技術・専門翻訳は当方が得意とする分野です。産業界における多分野にわたる経験から得た知識がその基礎となっています。また、異なる学習及び職業の経験を持つ二人のチームワークですので、お互いの知識や能力を補い合うことができ、より幅広い分野の翻訳に対応できます。

日本語からイタリア語への翻訳はどのような点が難しいですか?

日本語とイタリア語とでは、語順や文法が異なるのはもちろんのこと、特にその言語特性に違いがあることから、単純に言葉を置き換える直訳では訳文として不自然になってしまいます。また日本語では、主語やその性別、また単数か複数かを動詞から特定することができず、文脈から推測する必要がありますが、イタリア語では動詞の活用として、男性形/女性形、複数/単数があるため、それらが特定できないと文章を組み立てられません。さらに、日本語特有の表現は、時にイタリア語に対訳が存在しないものもあります(時候の挨拶、「お世話になります」「お疲れ様」等)。またイタリア語は、重複を極端に嫌う言語で、原文が同じ名詞であっても、わざと代名詞や別の言葉に置き換えたりします。このように言語特性が大きく異なる二つの言語の組合せで、原文を十分に理解した上で、自然な訳文を作るのは、それほど容易なことではありません。

大きな分量の翻訳も受けてくれますか?

基本的には分量に制限を設けてはいませんが、あまりに分量が大きく、かつ納期が厳しい、他のお客様の案件がすでに入っているなど、お断りせざるを得ない場合もあります。いずれにせよ、できる限りご希望に沿うよう努力はしますので、大量翻訳であってもまずはご相談下さい。

翻訳原稿を送るのが約束の日より遅れたらどうなりますか?

我々のようなフリーランス翻訳者の場合、スケジュール調整が大変難しく、一度受注してスケジュールを押さえると、他の仕事をお断りして予定を開けますので、お客様の都合で入稿が遅れた場合、改めてスケジュール調整をする必要があり、納期も大きく変更せざるを得ないことがありますので予めご了承ください。

発注後のキャンセルは可能ですか?

発注後の翻訳キャンセルは基本的にできません。やむを得ない事情によるキャンセルの場合は、その時点で翻訳済のページについてご請求させて頂きます。

翻訳原稿はネイティブが書いたものであることが重要ですか?

はい、とても重要です。特に技術マニュアルなどで日本人が訳した英語をイタリア語にする場合、英語原稿自体が分かりにくかったり、エラーがあったりすると、正しい翻訳が不可能だからです。ネイティブが書いたものでない原稿はネイティブチェックを受けるか、日本語の元原稿がある場合それも参考として送って下さい。.

翻訳原稿以外に必要なものはありますか?

特に技術翻訳などで、対象機械の写真や図がある場合は参考資料としてご提供いただければ翻訳の大きな助けになります。同様に、特殊専門用語などで既に決められた固有名詞がある場合や、人名、会社名、土地名などの正式名称がある場合は事前にお知らせください。参考関連資料もあればお送りください。また、各種証明書のイタリア語訳をご用命の場合、原稿の固有名詞全てに振り仮名をつけたものをお送りください。また人名、特殊外来語(専門用語など)がカタカナ表記されている場合、わかる範囲でアルファベット表記も明記ください。情報が多ければ多いほど迅速、正確な翻訳の助けとなります。

Aliseo Japanの翻訳品質は?

まず何よりも重要なのは、イタリア人と日本人の共同作業で翻訳を進めることによって、原稿言語および訳文言語の完全なる理解が可能であるということです。さらに各言語のネイティブが訳文を仕上げますので、さらなるネイティブチェックの必要はございません。

また25年以上の翻訳経験に裏付けされた、適切な翻訳スタイルと訳語選択で忠実かつ読みやすい翻訳を目指しています。もちろんどんな翻訳者であってもあらゆる専門知識を身に付けているわけではありません。初めての分野、または特殊な専門知識を必要とする翻訳については、原稿を拝見してから、対応の可否を判断させていただきます。当然のことながら、専門辞書、書籍、インターネット等を駆使して、最も適切な専門用語を見つける努力や時間は惜しみません。それでも適訳がみつからない場合や、確信がない箇所がある時には、小さいこともないがしろにせず、訳注をつけてその旨お伝えいたします。

翻訳や校正の料金は?

翻訳料金は、様々な条件に応じて設定されます。例えば、言語組合せ(英語からイタリア語に翻訳するより、日本語からイタリア語に翻訳する方が時間を要するため割高等)、専門性(専門用語の検索に要する時間が加味されます)、原文の品質(明確さ、正確さ)、レイアウトの必要性の有無等です。これらの条件を総合的に判断した上で、実際に作業に要する時間を見積もる必要があるのですが、実際には事前にそれらの各条件を正確に判断することは難しいため、一般的には、ワード単位(英語 → イタリア語、イタリア語 → 日本語、英語 → 日本語)もしくは文字単位(日本語 → イタリア語)での単価を設定しています。

但し、ワードや文字単価の適用が不可能な場合や実際の作業量に見合わない場合は、一式料金にて見積もらせていただくこともございます。

とても少量の翻訳の場合は、案件ごとの最低料金や、ひと月の最低請求料金が設定されています。

一方、校正料金は、ワード単価や文字単価ではなく、所要時間に対する時間単価となります。

翻訳および校正料金詳細については、サイト内の該当ページをご参照ください。

ミニマム料金はいくらですか。

ミニマム料金は3,000円(税抜)です。

どのような支払方法が可能ですか?

日本国内のお客様は、指定銀行口座への振込のみとさせていただいております。詳細は各サービスのページをご覧ください。